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第26番札所

ほうしゅんざん かがんいん そうねんじ

芳春山華顔院宗念寺

●住所:長崎県五島市福江町642
●TEL 0959-72-3024
●本尊:阿弥陀如来
●脇仏:観世音菩薩、勢至菩薩
●宗派:浄土宗
●真言
 おん あみりた ていせい から うん

◆手洗い/有、トイレ/大3、小2、駐車場/近くには2~3台 ◆場所
第16番札所前の通りを市街地に向かうと坂を上る途中に見て後方に向かう道に入る。NTTビルを越えた道なりの右手にある。坂は下らない。

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◆歴史
当寺は以八(いはち)上人が1571年、石田の浜(現在の裁判所敷地)に小庵を結んだのに始まる。1632(寛永9)年、盛利は母親芳春※1のため現在地(当時は「山ン中」と呼ばれていた)に移したが、2年後芳春尼が没したのでその遺骸を同寺境内に葬り、菩提寺とし「芳春山華顔院宗念寺」と正式名称をつけた。伊能忠敬の副隊長の坂部貞兵衛※2、藩絵師大坪玄能などの墓所でもある。

◆備考
芳春尼:大村家家老富永因幡(いなば)が五島来島のおり、江川町の娘との間に生まれた女性。法名が「華顔院芳春大姉」とあるように美しい人であった。細御寮が秀吉の命により五島を去った後、妾として盛長につかえ、第22代盛利の母となった。 坂部貞兵衛(さかべ ていべえ):江戸生まれの 人。1805(文化2)年三34歳の時伊能忠敬の測量隊に加わった。五島列島の測量が始まったのが1813(文化10)年5月、彼は支隊の長となって五島西海岸の測量に当たった。
若松島日の島で発病、福江に運ばれて治療したがその甲斐なく死亡、43才。「天測の地」の記念碑:東公園の一角に五島出身の宇宙物理学者である今道周三理学博士によって建てられた。

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芳春尼の墓
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坂部貞兵衛の墓