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第51番札所

とぎのくびやくしどう

戸岐ノ首薬師堂

●住所:長崎県五島市岐宿町
●本尊:薬師如来
●脇仏:地蔵尊、お大師様
●真言
 おん ころころ せんだり まとうぎ そわ か

◆手洗い/有、トイレ/無、駐車場/無 ◆場所
第50番札所から小学校前に戻ると左折する。しばらく道なりに行くと162号線の看板がある分岐路があるので左折する。橋を渡るとすぐ川沿いに右折すれば、札所入口の建物が見える。手前を登っていけば札所がある。
◆行事:お大師様(旧)3月21日お接待なし
お堂は地元では「地蔵さん」と呼んでいます。現在、戸岐の首にはお堂に関係のある家は3軒しかありません。その3軒でお堂のお世話をしています。1軒の家で1年間受け持っています。
旧3月21日のお大師さんの日には特別なことはしていませんが、花などをお供えして墓掃除もしているそうです。
正月、盆、3月の節句、いの日どん(9月20日?)には地蔵堂にお供えをしています。正月のこの日(1月4日)も餅、みかん、お水をお供えしていました。いの日どんというのは秋の彼岸の中日か上がりの日で、その日は栄林寺から和尚さんが来てくれて、一軒一軒廻ってお経をあげてくれます。お堂には大きな長い数珠がありますが、この地区の人数が多い時は女性たちが集まって百万遍をしていたそうです。

◆名所・旧跡
*入口・出口の地蔵
嵯峨瀬に近い方の地蔵が「入口地蔵」、唐船の浦に近い方が「出口地蔵」。災厄や疫病が地区内に侵入するのを防ぐために設けたものである。

*保食(うけもち)神社
五穀(米・麦・粟・稗・豆)豊穣の神を祭っている

*保食神(うけもちのかみ)
この神の死体の頭から牛馬、額から粟、眉から蚕、目から稗、腹から稲、陰部から麦・大豆・小豆が生まれた。これが種のもととなったという神話。

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橋を渡って右折して少し行くと右手見える
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