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第53番札所

うほうざん きんぷくじ

雨宝山金福寺

●住所:長崎県五島市岐宿町岐宿996
●TEL 0959-85-0024
●本尊:阿弥陀如来
●宗派:曹洞宗

●真言
 おん あみりた ていせい から うん

◆手洗い/無、トイレ/無、駐車場/3~4台 ◆場所
国道384号線の岐宿交差点で海側に曲がる。次に見える信号機(岐宿小学校前)を左折する。右手に出口スーパーがあるのでその裏手に行くように鋭角に曲がる。

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◆歴史
1383年第八代覚(さとる)公が宇久から岐宿に移住した際建立した。覚公は岐宿に居住すること6年で死去したがその墓は当寺の墓地にある。
1868(明治元)年、神仏分離令により巌立神社から阿弥陀如来・勢至菩薩・観音菩薩を移している。当山(寺)は江戸時代から1874(明治7)年8月までは寺小屋として子供たちの勉学の場でもあった。1874(明治7)年9月に当寺を仮校舎として「公立岐宿小学校」が発足し、正規の校舎が建設される 1876(明治9)年7月まで使用された。仮校舎として使われた庫裡はその一部が今も残っている。

◆豆知識
・約1200年の薬師如来と薬師十二神将(じゅう にしんしょう)の一部が見つかり現在は祀られている。 ・ニゴン川水神:岐宿町内に石造の鳥居が立ってい る水神は二か所あるが、そのうちの一つであるもう一つは代官所の近くにあった殿川水神。「ニゴン川」は「西の川」の方言名である。 ・貝塚:岐宿には有名な寄神(よりがみ)貝塚があるが、 金福寺周辺の貝塚は堆積層が厚いのが特徴である。貝塚の主要位置は墓地の中心部であるため、出土品は確認されていないという。

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約1200年の薬師如来
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薬師十二神将
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ニゴン川水神
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