仏像には4つのグループがあります。
如来グループ:悟りを開いた者
菩薩クループ:悟りを開く前の修行中の者
明王グループ:大日如来の化身
天グループ:仏教に帰来したインドの神々
如来とは
「悟りを開いた人の意味、真理の世界からやってきた人」という意味で、仏界の最高位に位置する。
「如来」の特徴
装飾品のない一枚布の質素なファッションとパンチパーマのようなヘアスタイルが特徴。如来は悟りを開いた釈迦がモデルとなっている。
・肉髻(にっけい):頭のてっぺんが盛り上がっている。
こぶではなく、智恵がつまっていることを表している。
・螺髪(らほつ):髪の毛が渦を巻いてパンチパーなのようになっている。智恵に優れていることのひとつ。
・三道(さんどう):首に三本のシワが刻まれている。
・白毫(びゃくごう):白く長い毛が渦を巻いて生えている。伸ばすと約4.5mあると言われている。仏の慈悲の光りを表わすと言われている。
・印相(いんそう):仏像のメッセージを表す。
・衲衣(のうえ):全身を覆う一枚の布。