菩薩とは
如来の次に位置づけられるのが「菩薩」。
自ら修行しつつ、人々を救済する役割を果たす。多くの人々の救済を目指す大乗仏教の発展に伴って、様々な菩薩が生まれるようになった。釈迦の王子時代がモデルとなっているため、額に白毫があるなど、如来との類似点もあるが、姿は古代インドの王族。
現世の虚飾や欲をまだ捨てていないため、髪を結い上げ、装身具で飾り立てた華やかな姿が一般的。
「菩薩」の特徴
如来の次に位置づけられるのが「菩薩」。
自ら修行しつつ、人々を救済する役割を果たす。多くの人々の救済を目指す大乗仏教の発展に伴って、様々な菩薩が生まれるようになった。釈迦の王子時代がモデルとなっているため、額に白毫があるなど、如来との類似点もあるが、姿は古代インドの王族。
現世の虚飾や欲をまだ捨てていないため、髪を結い上げ、装身具で飾り立てた華やかな姿が一般的。
・宝冠(ほうかん)
・髻(けい):髪の毛を美しく結い上げる。
・白毫(びゃくごう):白く長い毛が渦を巻いて生えている。
・三道(さんどう):首に三本のシワが刻まれている。
・耳璫(じとう):イヤリング
・瓔珞(ようらく):貴金属や宝石をつないだ飾り(ネックレス)
・腕釧(わんせん):輪状の飾り(ブレスレット)
・臂釧(ひせん):輪状の飾り(アームレット)
・足釧(そくせん):輪状の飾り(アンクレット)
・持物(じぶつ)
・裙(くん):巻きスカート状の衣
・天衣(てんね):肩や腕に掛ける細長い飾り布