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第15番札所

べんりゅうざん えんめいいん

弁竜山延命院

●住所:長崎県五島市黄島町51
●本尊:薬師如来
●宗派:真言宗
●真言
 おん ころころ せんだり まとうぎ  そわか

◆トイレ/無、駐車場/無 ◆場所
福江港から船で37分。
港に着いたら右手に向かい、昔ながらの石塀を道なりに進むと 左手に奇妙な三角屋根が見えるのでそれが目印。
この島にはたくさんの地蔵が祀られている。また、島には 福江島まで繋がっていると言う洞窟もあるのでぜひのんびりと 歩いてもらいたい島である。

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◆歴史
明星院の末寺であり、本堂前には弘法大師の立像及び新四国八十八ヵ所の石像を安置している。当寺にある護摩の灰で作っている弁財天は弘法大師の作であると言い伝えられている。

◆特徴
延命院の弁財天
外輪約二十センチの高さの板に高さ約四センチ、幅 約二、四センチの弁財天、その周囲に十五童子が刻まれている。裏に左の手形があり、その五指の間に「天長六年七月七日於江島弁天法秘密護摩一万座修行以其灰此形像作者也 空海」とある。高野山も本物と認めた認定証もある。

弁財天の伝説あり
今から二百数十年前、ある旅僧が黄島の庄屋肥前屋こと河村家を訪ねて来て、数年間寄宿した後病死した。その後、肥前屋に病人が絶えないので占ってもらうと、「この家には非常に尊い方がいられる。その方を粗末にしているからだ」といわれた。家人はふと先年死亡した旅僧の所持品を二階に置いているのを思い出し、すすけた箱をおろして調べたところ、中から弁財天の像が現れた。これを延命院に奉納して祈ってもらうとようやく病人は出なくなったという。
現在五島観光歴史資料館にレプリカが展示されてい る

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