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第31番札所

かみおおつじぞうどう

上大津地蔵堂

●住所:長崎県五島市上大津町31番
●本尊:地蔵尊
●真言
 おん かかかび さんまえい そわか

◆手洗い/無、トイレ/無、駐車場/無 ◆場所
非常に分かりづらい。目印は石神神社と木製ベランダの建物。県道大浜福江線から行くと脇道に入って突き当りに松園商店がある。そこを回り込むようにさらに脇道に入ると、突き当りに石神神社があるので、この周辺にある。
◆行事:お大師様(新)4月21日接待あり
この地蔵堂は地域の皆さんで世話していいます。昔は旧の23日の夜にこの地蔵堂に集まってお月様を拝んでから帰っていたそうで、これを「夜ごもり」といいました。今はみんな高齢になって夜に集まると足下があぶないので、昼に10人前後集まって座談会をしています。時間は2時間ぐらいです。般若心経などのお経は唱えません。お堂の掃除は毎日するといわけではなく、23日に集まった時にします。 このお堂にはお大師さんは祀っていませんが、新の4月21日にはお接待をします。ちょっとしたものをお参りに来た近所の人たちに差し上げるぐらいです。

◆名所・旧跡
*岩川
今でも上流で野菜を、下で洗濯をしている人がいるが、この地区の人数が少なくなっているので、この水を利用する人は以前に比べるととても少なくなった。今でもウナギがいる。しかし自分は2度食べたがやせていて食べられるものではなかった。周りをコンクリで固めたため餌が亡くなったので太ることが出来ないようだ。(近所のおじさんの話し)

*石神神社
1507年、玉之浦納の乱のとき三郎君(囲公の子ども、後の盛定、当時3才)、大久保家次、囲公の奥方、乳母たませの4人が敵の追手から身を隠した大岩といわれる。この後、船で小値賀の浄善寺(たませの実家)を経て、奥方の実家に身を寄せた。この時、船を提供したのが泉州佐野浦(現大阪府泉佐野市)の弥惣右衛門で、彼は盛定から「山下」の姓を賜った。現在の「さのや」の祖である。

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