Placeholder image

第37番札所

えいにちざん だいつうじ

慧日山大通寺

●住所:長崎県五島市向町5
●TEL 0959-73-6087
●本尊:薬師如来
●脇仏:観世音菩薩薩
●宗派:曹洞宗
●真言
 おん ころころ せんだり まとうぎ  そわか

◆手洗い/有、トイレ/有、駐車場/4~5台 ◆場所
県道大浜福江線を崎山方面に向かうと崎山郵便局を右手に見て、角に公園があるので、左の脇道に入る。

Placeholder image

◆歴史
1678(寛文12)年に創設された大通寺は崎山地区における住職が居住する唯一のお寺で、本尊は薬師如来であるが、脇仏の観世音菩薩※7が有名で、毎年11月5日の御開帳※8の日は大変賑やかだったという。1月10・11日のお守さん※9、1月中旬のへ トマト、八月盆のチャンココなども当寺を起点に行 われる。
※7当寺の観世音菩薩:鎌倉時代の作とされ、年1回開帳される秘仏。住職の野口仙章さんによると「観世音菩薩は目の仏様といわれ、目に御利益があると、昔はたくさんの人が参詣したときいています」と話したという。(「長崎新聞」)
※8御開帳:仏教寺院で本尊をはじめとする仏像を安置する仏堂や厨子(ずし)の扉を開き、帳(とばり)をあげて拝観できるようにすること。
※9お守(もり)さん:1月10・11日、崎山地区に伝わる無病息災・家内安全を願う行事。経本と梅の小枝を「もろぶた」に乗せて、紋付き、羽織袴姿の若者が肩にかついで家々をまわり、家族全員の頭上にかざして1年の無事を祈る。最初に町内役員が大通寺で儀式後お守宿に運び、準備して崎山地区の安全と五穀豊穣を祈願して出立する。

◆特徴
・箕岳観音像:この観音像は地元の人が太平洋戦争で亡くなった人々の冥福を祈り、国土の平和を願い、再びあのような惨禍が起こらないよう発願し、精魂を傾け自らの手で製作したものである。座の高さ3.4m、像体6.4m。像体の内部は空洞で、頭部にはインドから持ち帰った釈迦の仏舎利を納め、胸部には 戦没者の位牌を祭っているという。
*里道角次郎さんが作った。彼は仏像を自分で彫ったり、修理をしたりするなど器用な人であった

Placeholder image

 写真をクリックすると拡大します。

Placeholder image
Placeholder image
Placeholder image
Placeholder image