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第41番札所

ますだじぞうどう

増田地蔵堂

●住所:長崎県五島市増田町
●本尊:地蔵尊
●脇仏:お大師様
●真言
 おん かかかび さんまえい そわか

◆手洗い/有、トイレ/大1、駐車場/無 ◆場所
富江線香珠子(こうじゅし)海水浴場入口を過ぎて坂を下りきったところに脇道が橋の手前左手にある。道なりに行って増田橋を渡って砂浜が見えると山側にある。
◆行事:お大師様(新)4月21日お菓子のお接待
   はつかさん 毎月20日
2人1組で地区の老人会の女性たちが掃除当番などのお世話をしています。掃除当番は2人でするのが原則ですが、高齢者の場合は3人1組でする場合もあります。増田地区では60才になると老人会に入らせられて、女性には掃除当番が回って来ます。地蔵さんなどにかけているエプロンは汚くなったら取り換えますが、なかには病弱な人とか悩みのある人が取り換える場合もあるということです。
新の4月21日、お大師さんの日には地区のお年寄りたちがお堂に集まって来ます。昔はごちそうを持ち寄って食べたものだそうですが、今は弁当屋さんから弁当を取って朝から夕方まで話し込んでいるそうです。他所の地区からはお参りに来るときもあれば来ない時もあります。お参りに来ればお茶菓子を出して、大切に応対しています。また毎月新の20日には「はつかさん」をしています。この地区では高齢者がいる家ではたいていお大師さんのお像を持っているそうです。

◆名所・旧跡
*滑り台について
増田川の川べりに塩釜を据え、その釜を中心にわずか8戸の家族が農漁業のかたわら製塩業を営んでいたのが、古い増田の集落の姿である。1624(寛永4)年、藩主盛利のキリシタン迫害に耐えかねて奥浦の船大工たちのうち12家族がこの増田に移住して来た。当時の増田の港は水深もかなりあり、造船業に適していたという。その船大工たちが造船業を行なうために築いた船台の跡が「滑り台」と地区の人たちが呼んでいる傾斜した石畳である。(「君が瀬どん」)

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