●住所:長崎県五島市篭渕町
●本尊 毘沙門天
●真言
おん かかかび さんまえい そわか
◆手洗い/有、トイレ/無、駐車場/無
◆場所
GS横の交差点を脇道に入って、道なりに行くと途中で右に曲がるのだが、間違えても右手を見ていれば鳥居が見えるので分かる。 ◆行事:おとや(新)9月1日、2日
以前は一人の女性が長い間お堂のお世話をしてくれていましたが、高齢となって現在は養護施設に入っていますので、今は地区の役員がお堂のお世話をしています。役員は2人で2年交代、1人が1年間受け持つと後1人が残りの1年間を担当するようになっています。役員がお盆と正月にはお堂の飾りつけに行きます。町内の人で毎月お参りに行っている人もいます。
4月21日のお大師さんの日には特別なことはしていません。新の9月1日と2日は「おとや」(お通夜と書いて「おとや」という)の祭りだそうです。昔は地区のみんながお堂に集まってにぎやかだったそうです。9月1日は役員が集まりますが、2日は昼に明星院の住職に来てもらって拝んでもらいます。
この地区は「上の村(うえんむら)」と「下の村(したんむら)」に分れていて、それぞれの村で綱を作り、2本の綱を1つにして、正月3日には綱引きをします。終わってから「上の村」が作った綱は毘沙門堂に、「下の村」が作った綱はヤマズミの神の神社に納めます。綱引きは公民館の前の道で行われるということです。山の神の神社のお祭りは7年祭といって7年ごとに行われます。