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第52番札所

とうせんのうらかんのんどう

唐船浦観音堂

●住所:長崎県五島市岐宿町唐船浦
●本尊:観世音菩薩
●脇仏:薬師如来、地蔵尊、お大師様
●真言
 おん あろりきゃ そわか

◆手洗い/有、トイレ/無、駐車場/前の空地に駐車可 ◆場所
第51番札所から162号線に戻りさらに河務方面に向かう。少し行くと162号線の看板がある文岐路があるので直進する。2つ目の桟橋の近くに札所があるので道なりに行けばよい。
◆行事:お大師様(旧)3月21日お接待なし
地区の全員で掃除などをするようにしていますが、お水やお茶をあげたり、正月のお餅をお供えする女性は決まっているようです。
旧3月21日には年に1回地区の全員が地蔵堂に集まって、お経をあげたり、買って来たお菓子を食べたりして過ごします。この観音堂は平成15(2001年)年に建設されました。現在(2016年1月)、唐船の浦も住んでいる家は5軒で人数は8人になりました。

*現在の地蔵堂は平成15年建設

◆名所・旧跡
*昔から中国(唐や明)の船の出入りが多かったところから名付けられた地名という。王直も最初はこの地を根拠地にしたという。しかし、1635年、幕府の「(中国船の長崎以外)他港ニ入ルヲ禁ズ」の命令により唐船の浦の自由貿易港としての役割は終えた。

*「・・猪鹿ナド農作物ヲ害スルニヨリ、唐船浦ニ犬三匹飼フコトヲ許シ、鹿ヲ捕リタルトキハ皮半分ハ之ヲ蔵元ニ納メシム」(五島編年史 1682年)

*大曾根神社―祭神は三体の海の守護神 表筒男神(うわづつおのかみ)―海上、航海、船などの守護   中筒男神(なかづつおのかみ)―海中、魚、漁などの守護  底筒男神(そこづつおのかみ)―海底、海藻、貝類他底物の守護 テ、一月十日、再ビ鬼宿ヲ岐宿ニ復ス」(五島編年史)

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