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第73番札所

にほんぐずじどうどう

二本楠地蔵堂

●住所:長崎県五島市岐宿町二本楠
●本尊:地蔵尊
●脇仏:お大師様
●真言
 おん かかかび さんまえい そわか

◆手洗い/無、トイレ/無、駐車場/無 ◆場所
二本楠交差点より玉之浦方面に向かい、さらに富江方面に向かうと道沿いにある木造の建物。目印は左手にある二本楠公民館。
◆行事:お大師様(旧)3月21日お接待あり
この地区は「どうけん」(お堂の上の方)、「地下」(郵便局周辺)、中尾の3地区に分かれています。旧の3月21日には毎年担当地区を決めて、地蔵堂でお地蔵さんを飾って各家庭で料理を作ってお堂に持って行ってお接待をしています。当日は子供たちは10円を持ってお参りに来てくれる(いわゆる「10円参り」)のでお菓子をあげます。大人たちは地蔵堂にお参りして接待を受けて帰りますが、お参りするのは地区の人たちがほとんどだそうです。
この地区の各家庭はお大師さんの像を持っており、お大師さんの日にはお大師さんに外を見せるため、各家庭では外に向けてお大師さんを飾っているそうです。お接待を受けによその家に行ったり、また自分の家にきてもらったりもします。このとき以外、普段お堂に集まることはないそうです。お堂は新しく去年(2015年)できたばかりですので、お札は壁に貼らないようにしているということです。

◆名所・旧跡
*茶々子の墓ついてー年に1回茶々子の屋根を1年おきに今年は裏、来年は表というふうにワラでふき替える。今はわらも機械で細かくして米を収穫するのでワラを集めるのが大変です。

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