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第59番札所

はまのくりさとぎょうじゃどう

濱ノ畔里行者堂

●住所:長崎県五島市三井楽町濱ノ畔
●本尊 役の行者
●真言
 なむ じんぺん だいぼさつ 

◆手洗い/有、トイレ/無、駐車場/無 ◆場所
三井楽市街地から廃墟パチンコ屋がある交差点を右に曲がる。坂を登って行くと商店のある交差点を越え、三井楽中学校手前の脇道を左に上ると左手に小さな鳥居が見える。
◆行事:お大師様(旧)3月21日お接待あり
昔は行者さんを信仰する人たちが集まってお堂の世話をしていたそうですが、その人たちも亡くなって受け継ぐ人がいなくなったということです。この里地区は里1、里2、里3の3地区に分かれていてそれぞれ総代さんがいます。地区全体の世話をする地区長が1人います。現在はこの方たち4人の役員が毎月旧の7日か8日にお堂にお参りして、水、お花、柴替え、掃除などをしています。
旧の3月21日にはお堂でお接待をしています。役員さんの奥さんたちが集まってお餅や煮しめ、赤飯などを作ってお参りに来てくれた人に接待をしています。お堂でお大師さんをツツジの花やいろいろな花で飾っています。この地区では個人の家でもお接待をしている所があり、お参りに来てくれた子供にはお菓子を配ったりしていますが、大人たちには煮しめや赤飯を出しておもてなしをしています。しかし、近年は個人の家で接待をする人は少なくなっています。
この行者堂では女性は板張りの間までで、行者さんを祀っている上の方には上がってはならないことになっているそうです。だから上の方の掃除も男性でなければならないし、柴を替えるのも男性がするということです。

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三鈷の松の葉が落ちていました