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第60番札所

はまのくりかまどぎょうじゃどう

濱ノ畔竈行者堂

●住所:長崎県五島市三井楽町濱ノ畔
●本尊:役の行者
●脇仏:お大師様
●真言
 なむ じんぺん だいぼさつ 

◆トイレ/無、駐車場/無 ◆場所
三井楽中学校と小学校を越えた信号のある交差点を左折して狭い水戸を登って行くと、二股に道が分かれているので右手に行くと札所入口がある。
◆行事:お大師様(旧)3月21日お茶とお菓子でお接待
この行者堂は80代の高齢の男性数名で維持されているようです。以前はこの人達の父親たちが廻りばんこで毎月7日に御籠りをして五体満足に生活できることなどを感謝していたそうです。
何十年も続けていたそうですが、その方々が亡くなった後、後継者がいなくなったので今の方々がお堂の世話をしているということです。「自分は神様のお蔭でこんなに元気に生活できる」と感謝しつつお堂の世話をしているそうです。
旧の3月21日には朝8時から夕方6時までお堂にこもって、お茶菓子を出して対応しています。十数年前からしているそうです。さまざまな悩みを抱えた人もお参りに来てくれますが、おまいりに来てくれた人には元気で過ごすことが出来るように、「直方体の箱」で肩や頭や背中などをなでてやっています。
この行者堂では20年間ほど続けられていることがあります。それは、80才以上の女性5人で毎月新の7日(行者さんの命日)、朝9時に行者堂にお参りすることです。お参りして、行者経、般若心経などのお経を30分ほど唱えた後、お茶を飲んで帰って来るそうです。

◆名所・旧跡
*直方体の箱について(下部の動画を参照)
長さ1m、縦・横15cm位の箱で、その中に仏さまの絵を描いたものか、お経を書いたものか不明であるが、巻物にした古いものが2,3入っている。その箱で、「いつまでも健康であるように」とか「長生きできますように」とか言いながら、頭・膝・肩・背中・腹を3回ずつ叩いてくれる。「なでてやる」というより「少し叩く」と言った表現がよい。

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車道の札所入口が中央に見える
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電柱のところを左折します
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鳥居の奥に見えます
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[ 動画 ]