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第61番札所

かしわかんのんどう

柏観音堂

●住所:長崎県五島市三井楽町柏
●本尊 観世音菩薩
●脇仏:普賢菩薩、不動明王
●真言
 おん あろりきゃ そわか 

◆手洗い/有、トイレ/無、駐車場/無 ◆場所
三井楽小学校前の道をさらに行くと突き当たるので、これを左に曲がりひたすら道なりに進む。岳地区に入ると幼稚園の脇道を右手に入ると高崎方面に行く文岐路になる。ここを高崎方面と別の道に向かうと札所前の通りとなる。下り坂の途中に入口があるので通り過ぎないように。
◆行事:お大師様(旧)3月21日お接待あり
   百万遍(旧)1月18日・12月18日
旧の3月21日、いわゆるお大師さんの日にはお大師さんの像を祀っている人が各家庭でお接待をしています。特に柏1地区(灯台に近い地区)ではお接待をしている家庭が多いそうです。手打ちうどん、煮物、赤飯、ばらずし、さしみ、てんぷらなどを作ってお接待をしています。地区の人たちも参って来てくれますが、三井楽や福江方面からもお参りに来てくれます。
今でも毎朝8時ごろ観音堂を世話してくれる女性たちが2人、3人と連れ立ってお堂に集まり般若心経を唱えたりするそうです。だいたい5~6人ぐらいの女性たちが集まるそうで、だから掃除やお水替えは毎日できるというわけです。さらに、旧の7日と18日には寄れる人たちがお堂に寄ってお経をあげています。5~6人ぐらいになります。また年末年始の行事として旧の12月18日(年の最後)と旧の1月18日(年の最初)には10数名がお堂に集まって百万遍をするそうですが、この地区では百万遍のことを「ひゃんまめ」と呼んでいるそうです。

◆名所・旧跡
*しみん河
昔はあったが道路を作る時に埋めてしまって今はない。

*カノン場
金比羅神社のある所から近藤さんの家付近まで含めてこの地区全体を指す。

*辞本涯の碑
弘法大師空海の遺徳を顕彰するため地元出身の有志が1986(昭和61)年に建立した。

*ふぜん河
直径3mの井戸。以前は井戸から数mの所が渚であった。今でもウナギがいるという。遣唐使もこの井戸の水を利用していた。

*カグラサン(ロクロ場)
江戸時代、ヨコオグンという捕鯨団があり、捕獲したクジラの陸揚げ、解体に使用したロクロの跡。

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三井楽方面からだと案内板が見える
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途中鳥居があります
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少し行くと奥に見えてきます
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