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第62番札所

うしのうらあみだどう

丑ノ浦阿弥陀堂

●住所:長崎県五島市三井楽町丑の浦
●本尊:阿弥陀如来
●脇仏:地蔵尊
●真言
 おん あみりた ていせい から うん 

◆手洗い/無、トイレ/無、駐車場/無 ◆場所
辞本涯(じほんがい)に碑より海沿いに走ると、通称オレンジロードと言われる路面が橙色に塗られた遣唐使旅立ちの路、夕映えの路を通る。突き当りが牛の浦地区である。62番札所の看板が目印。

丑の浦全体で女性が2人1組になって掃除などのお世話をしています。2人で組んで世話をしている女性もいれば、1人でお堂の世話をしている人もいます。11人で1か月担当しますので、2人で組んでいるとその組は2カ月担当することになります。現在6組あり、年に1から2回当番が回って来ます。月1回旧暦の17日に掃除をしています。その時は7体あるお像全てにお茶、お水、ご飯などをお供えし、ロウソクが1本燃えきるまで留守番をしています。その間、般若心経を唱えたりしているそうです。
新の4月21日のお接待はお堂ですることはないし、お参りに来る人もほとんどいないということです。お接待をする家庭は各自家でお大師さんの像を祭って各家庭でしています。自分の家にお大師さんを祀っている家も以前は何10軒もあったそうですが、いまでは3軒になっているということです。

◆名所・旧跡
*尼御前の墓
人品賤しからぬある婦人が中国に旅立って戻ってこない夫をたずねてここまでやって来た。やがて生活物資に困ったその夫人は家来を大宰府に使いさせて食料を求めさせ、磯もので飢えに耐えつつ苦しい生活をしていた。ある日家来の船が帰って来るのを見て安心したがその船は突然の荒天で転覆し、婦人の望みを絶った。その婦人はやがて尼になり亡くなったが地元の人が尼御前と呼び、祠を作って祀るようになった。旧暦10日が命日。

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