●住所:長崎県五島市玉之浦町幾久山
●本尊:地蔵尊
●脇仏:お大師様
●真言
おん かかかび さんまえい そわか
◆手洗い/無、トイレ/無、駐車場/2~3台
◆場所
二本楠から玉之浦方面に行き、最初のトンネルを越えて坂を下る途中に 上ノ平地区に入る脇道がある。そこを道なりに行くと山の麓に墓地が 見えるのでそこに木造の札所がある。
◆行事:はつかさん(新)毎月20日
にじゅうよっかさん(新)24日
毎月、新の20日は「20日さん」(はつかさん)と言ってお大師さんの日、新の24日は「にじゅうよっかさん」と言ってお地蔵さんの日とされている。夕方4時か5時ごろからお参りに行き、20日には般若心経を、24日には地蔵さんのお経をあげています。以前はお堂に入れないぐらいたくさんの人がいたそうですが、今は亡くなったりしてお堂に行く人が少なくなりました。
お大師さんの日については、旧の3月20日にお大師さんを飾って翌日の3月21日にお参りに来てもらいます。ずっと以前はお接待もしていましたが、今は自分たちで料理を作ってお堂に集まり、お経をあげた後集まった人たちで食べてお話しをしています。お大師さんの像を持っている家庭は自分の家庭で飾り、特別なごちそうは作らないが、お大師さんに供えるものだけは作って供えています。