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第79番札所

はくろざん てんぷくじ

白鷺山天福寺

●住所:長崎県五島市玉之浦町幾久山193
●TEL 0959-88-2428
●本尊:千手観音菩薩
●宗派:曹洞宗
●真言
 おん ばざら たらま きりく  そわか

◆手洗い/有、トイレ/有、駐車場/有◆場所
二本楠から玉之浦方面に向かうと幾久山(いつきやま)地区に入る。 郵便局を越えると左手に脇道があるので入って行くと畦道を 通って山の麓にある。

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◆歴史
第17代盛定は、玉之浦納の乱を平定後、次男盛重を幾久山(当時は小河築山=「おごつきやま」と呼んでいた)に派遣してこの地に築山城(つきやましろ)を築き、玉之浦鎮撫の任にあたらせた。盛重は仏教を厚く信仰していたので、人心慰安などのため1561年阿弥陀堂を建立して自ら開基となった。
◆特徴
・境内の不動明王堂について:この不動明王はもともと盛重公の守り本尊として大山祇神社に安置され神社のご神体としても崇拝されていたが、明治初期の神仏分離令で神社からここに移転した。 ・細御寮の墓は階段の途中にある。

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◆歴史
・白鷺山という山号の由来:当地の、通称「ジャン山 ※11 」という所に巨木があったが、この木は伐採しても翌日にはもう、亭々(ていてい 木などが高々と、真っすぐにそびえているさま)と葉を繁らせて元の姿に戻ったという。こういう不思議な現象が3度も起きたので、これは物の怪が生息しているに違いないと、火を放って焼き払ったところ、黒煙の中から一羽の白鷺が飛び立ち、天福寺の上を3回舞うとやがて東の方角に姿を消したという。これが白鷺山と呼ばれるゆえんである。 ※11 ジャン山:本来は「材木山(ざいぎやま)」。この地域の方言で材木のことを「ジャン」という。白鷺が飛んでとまった岩を「白岩」と呼んでいる。以前は見えていたが、現在は樹木に覆われて見えない。
※12岩屋観音堂は担当を決めて地区の人が毎月掃除を している。

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