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第82番札所

なかすじぞうどう

中須地蔵堂

●住所:長崎県五島市玉之浦町中須
●本尊:釈迦如来
●脇仏:如意輪観音、地蔵尊
●真言
 のうまく さんまんだ ぼだなん ばく 

◆手洗い/有、トイレ/大1、駐車場/無 ◆場所
近くまでは説明できるのだが札所までの目印がないので写真で確認 しながら札所に向かうといい。二本楠から玉之浦方面に向かうと 中須橋が左手にある。この橋から振り返ると札所は左奥に見える。 ここではちょっと札所内でゆっくりして欲しい。
◆行事:百万遍(旧)3月21日
旧の3月21日のお接待はこの観音堂では以前からしていません。どのようにお堂を使用しているかというと田の作付が終わった後(2016年は7月2日でした)男たちだけが集まり、稲の豊作を願ってナンマイダ、ナンマイダと言いながら「百万遍」を行います。これをこの地区では「ひっけがんほどき」と呼んでいるそうです。また、時々、厄の人が参ったり、祈願する人が参ったりしているようです。
2ヶ月に1回「はつかさん」といって、旧の20日にお堂に参ります。「はつかさん」はお大師さんを供養する日で、ご飯をお供えして、ご詠歌を歌ったり、般若心経を唱えたりした後、お供えしたご飯をみんなで食べて、お話しをしています。ただ、参加者も以前は10名ほどいたそうですが今では6,7名になってしまったそうです。「はつかさん」の中でも、旧の1月20日は「はつかしょうがつ」といって大事にされています。はつかさんは昔は夜にしていたそうですが、今は高齢者が多くなり、足下が危ないので昼にしています。

◆名所・旧跡
*観音堂は「うえんかんさん」、下の福原神社は「したんかんさん」と呼ばれていて、福原神社は白鳥神社の分院です。

*仏様たちがいる壇に向って左にある侍の形をした石の像は「眼の神様」といわれている。以前は波止にあったのをこの観音堂に持ってきたそうです。

*一番左のほほをおさえている像は歯の神であるということです。

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 写真をクリックすると拡大します。

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県道164号線にある入口の案内板。写真の左奥に見えている家の左側が中須橋
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坂を左方向へ登って行くと途中に鳥居がある
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藪の奥の方に見えてきます
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