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第86番札所

たまのうらかんのんどう

玉之浦観音堂

●住所:長崎県五島市玉之浦町元倉
●本尊:観世音菩薩
●脇仏:阿弥陀如来、釈迦如来、 不動明王、お大師様
●真言
 おん あろりきや そわか  

◆手洗い/あり、トイレ/無、駐車場/4台 ◆場所
玉之浦からさらに小浦方面に向かうと目の前に郵便局が見えるので 左側に入る。道なりに行くと電信柱の前に札所の看板があるので左手の 脇道を登る。
◆行事:お大師様(新)4月21日お接待あり
この地区ではお大師さんの日のお接待は新の4月21日にしています。お参りに来てくれた人に気持ちだけしているということです。煮しめ、赤飯などを供えてそれをみんなで食べてお茶を飲んで帰る。参加者が高齢者になって自宅で作ってもお堂まで持って上がれないので自分たちの現状にあったやり方でしています。他所からお参りに来ることはないそうです。
地区を5班に分けていて、班の人で足りない時は他の班の人が助けに行くようにしていますが、高齢者が多いので5班に分けるのも大変だということです。しかし、とにかくお堂を粗末にしないこと、班を維持していくことが大切だと思って頑張っています。これまでは月に3回お堂に行っていたそうですが、高齢者のことを考えて今年から2回にしたということです。それは、観音様の命日の17日と御不動さんの命日の28日だそうです。
お堂に集まった時は観音経、観音経ひけん、般若信経を唱えています。10年ほど前までは寒行の時、白装束の人たちが各家庭の前で般若心経を唱える姿が見られたということです。高齢者が多いのでいつまで観音堂が維持できるか心配されます。

◆名所・旧跡
*玉之浦納の墓―観音堂のすぐ脇にある。
  墓碑に刻まれた碑文
「玉之浦 収 公 現 珠 院 心 雄 量 鉄 居 士             永正十六巳卯年四月初二十二日」

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*観音堂に上る途中に地蔵堂がある。以下のように書かれている。 「平成20年(2008)七月吉日 地蔵堂建立 観音堂墓地関係者一同」
*西方寺の近くに薬師堂と阿弥陀堂があります。

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山に向かって登って行きます
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途中に案内板があります。山の中腹に札所が見えている
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札所から見た景色
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